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痛みの治療は筋膜がカギとなる

トリガーポイント鍼治療 筋膜リリース 

痛みの治療は筋膜がカギとなる

当院では筋膜治療・筋膜リリース・トリガーポイントなど筋膜理論を取り入れ腰痛・膝痛などの痛みの治療を行なっています。筋膜治療は即効性があり慢性症状にも効果を発揮します。

しかし殆どの方は、筋膜が身体にとって、どの様なものなのか知らないのではないでしょうか?ここでは筋膜の概要と、痛みの関係をご紹介いたします。

痛みの治療の新しいカテゴリー

筋膜という言葉を聞いた事がある方は結構いると思います。でも筋膜の事について知っている方は少ないのではないでしょうか?

「筋肉を包んでいる膜のこと?」位の認識ではないですか?私も当初の知識はそれ位で重要には考えていませんでした。

しかし知れば知るほど筋膜の重要性、筋膜と痛みの関係性が見えてきました。そしてここ数年で飛躍的に研究が進み、様々な事実が明らかになってきています。近い将来、筋膜は痛みの治療には欠かす事のできないカテゴリーとなるでしょう。


ここでは筋膜について少しでも理解して頂き、痛みでお悩みの方のご参考となる事ができれば幸いです。

筋肉痛では無く筋膜痛?

筋膜は伸縮性と粘弾性のあるメッシュ状の膜で筋肉の表面から深部まで何層にも渡り筋繊維を包み込んでいます(図2)。

また筋膜は筋肉だけでは無く靭帯・骨・関節・内臓などすべての器官も包み込み、足の先から頭まで、全てを連結させ、支持、保護している膜組織です。「第二の骨格」と言われ、膜の張力により姿勢を維持する支えとなっています。


また筋膜には痛覚神経(痛みを伝える神経)が多くあり、その数は筋肉の約10倍もあります(筋肉には痛覚神経はほとんどなく痛みを感じない)。
 

そして筋膜に異常が発生すると痛みを発症させます。皆さんが痛いと思っている筋肉の痛みは筋肉痛では無く筋膜痛なのです。

図1筋肉表面を拡大すると筋肉全体を包み込むメッシュ状の筋膜が見て取れる。さらに拡大すれば網目状になったコラーゲン線維とエラスチンが確認できる。

身体の痛みと筋膜の変化

通常は伸縮性と粘弾性をもった筋膜ですが、ケガ・炎症・過度の使用・不良姿勢・不動などにより筋膜は伸縮性や粘弾性の低下や捻じれ・シワ・歪み・癒着など、性質や構造に変化が生じます。変化した筋膜は痛みを誘発し関節の運動機能にも影響をあたえます。


筋膜の変化が修復されずにいると変化した筋膜は他の筋膜を引っ張りこみ癒着や歪みを広げていきます(筋膜連鎖と関連痛を参照)。そして伸縮性の低下した筋膜に包まれている筋肉は束縛され収縮運動の低下を招き硬くなり、それに伴いリンパ液の還流や血液循環の障害を引き起こします。


筋膜の変化は時間経過と伴に水分脱失や無秩序な線維化・肥厚が進み伸縮性や弾粘性をさらに失い固定化します。痛みの広がりや機能低下が進み慢性疼痛という道筋をたどる結果となってしまいす。


これは筋肉だけの事ではなく、関節・靭帯など膜組織に覆われたすべての場所に起り得ます。
固定化された筋膜はマッサージや温熱治療を施しても一時的緩和は望めますが、繊維化、肥厚、癒着などは改善せれないため、すぐに症状は戻り繰り返しの治療を余儀なくされます。



筋膜の治療は揉んだり温めても効果がでないばかりか症状を悪化させる場合もあります。筋膜の治療はリリース(解除する)という考えが必要になります。それには深度・方向性・時間という筋膜に特化した手技が必要不可欠となります。

筋膜の重層構造

図2・筋膜は筋繊維を何重にも束ね筋肉のユニットを構成している。=筋繊維 =筋膜 D・Eの中心=
骨 Eの最外装=皮膚  図は身体の横断面、筋・筋膜の模式図です

A・非常に細い筋繊維を一本一本を包み込む筋内膜

B・筋内膜により包まれた筋繊維を束にして包み込む筋周膜

C・筋周膜により束ねられた筋繊維群をさらに束ねる筋外膜
   このCの段階で筋肉の固有名称がつきます。上腕筋・腓腹筋 等々

D・筋外膜により包まれた個々の筋肉を深筋膜が束ね筋群になります。例)上腕の筋群・大腿の
   筋群など

E・そして深筋膜を最外層の浅筋膜が覆い、その周囲を更に皮膚組織が覆います。中心に位置し
     ているのは骨ですが、これも筋膜である骨膜で覆われています。

内側から筋内膜ー筋周膜ー筋外膜ー深筋膜ー浅筋膜ー皮膚 という基本構造になります。

この様な構造により、あらゆる方向に動かせたり、筋肉間の摩擦抵抗を軽減し運動を滑らかにすることができます。

そのほか組織の保護・形状維持・すべてを包み何層にもすることで異常を知らせるセンサー的な働き・深部から浅部・筋膜から筋膜への運動や力の伝達など様々な役割があります。

筋膜に異常が発生すると、この様な機能に障害を与えることになるという事です。

コラーゲンのネット構造

網目状のコラーゲン線維にゴムの様なエラスチがからみ付くことで伸縮性と弾性をつくりだす

メッシュ状の筋膜はコラーゲン線維とエラスチンで主に構成され伸縮性に富んだ膜です。


コラーゲン線維は網目状の構造で強固です。コラーゲンはプリプリして軟らかいと勘違いされている方もいますが、実際コラーゲンは非常に強く革でできた紐のような物です。


プリプリというのは料理などでコラーゲンが熱破壊され、ゼラチン質化したものでコラーゲン自体は伸び縮みしません。

コラーゲン線維の伸縮性はコラーゲン線維を波状とネット状の構造にすることで作り出しているのです(下図3)。

そしてもう一つのエラスチンはゴムの様に伸び縮みする弾性力があり、コラーゲン線維と絡みあっています。綿糸とゴム糸で編み込んだ伸び縮みする衣服やストッキングの様な構造となっています。


 

a.は短縮位でエラスチンは真っ直ぐでコラーゲン線維は波打った形状をしています。
b.は伸展位でエラスチンはゴムの様に伸びることでコラーゲン線維も波状から直線に伸ばされる。

図3・硬いコラーゲン線維は波状や網の目にすることで伸縮機能を作り出している。

あなたの筋膜は柔軟性が、ある・ない?

反対の手で親指をつかみ手首を
曲がる所まで曲げてみて下さい。

簡単なテストですが、親指が腕に付くか付かないかで、あなたの筋膜の柔軟性をはかります。

手首でみるのは筋腹や脂肪に邪魔されない事と姿勢などの影響をあまり受けていないため元々の性質がわかり易いからです。

親指が付く人は柔軟性があり伸張性が高い
親指が付かづ腕との距離が遠いほど柔軟性が低く伸張性が無いことに成ります。

「これって関節が硬いんじゃないの?」と思われる方もいると思いますが、関節の動きも筋膜による物なんです。

このテストは、その人の元々の筋膜の性質を診る物で軟らかければ良いという物ではありません。
 

柔軟性がある人は柔らかく、しなやかな動きなのでヨガなどの動きに向いています。硬めの人は身体の支持性が高くウェイトリフティング向きでしょう。逆に言えば柔らかい人は支持性が低く、硬い人は柔軟性が乏しいことに成ります。

そのことで短所を補うか、長所を伸ばすかを個人判断できます。このことは腰痛症などの生活指導にも当てはめることができます。

よく、「私はこんなに曲げることができます」と言う方がいますが、軟らかければイコール健康という物ではありません。やりすぎはケガのもとです。何事もバランスが大切です。

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習慣が歪みを作り出す

姿勢が悪い・背骨が歪んでいる・片方の肩が前に出ているなど、人に言われたり、自分で感じていること何かありませんか?写真を撮るといつもどちらか一方を向いている人もいますよね。

それは何気ない仕草や癖が習慣となり形状がつくられるからです。

一端出来あがった形状は直そうと思っても違和感を感じたり無意識のうちに元の形状に戻ってしまいます。

姿勢などの形状が変わりにくいのは骨や筋肉ではなく筋膜によるものです。そう筋膜には形状記憶合金のような形態記憶性があるのです。
 

向かって左側は通常のカーブを描いた正常の関節配列              右側はカーブが減少したストレートネック

筋膜が形状を記憶する

 

何処でも良いのですが、腕や太ももなどの筋肉を指で摘み上げてみてください。

伸びて形が変わりますよね。そして指を放すともとの長さに戻り形も元の状態に復元されます

これは筋膜に形態記憶性があるからもとの状態に戻るのです。

摘み上げた時エラスチンは伸ばされ、コラーゲンのネットも伸ばされた方向に形状を変化させます。

そして指を放すとエラスチンは伸ばされていたゴムのように元の長さに戻ると同時にコラーゲンは元の形を復元するのです。

押したり引っぱったりストレッチしても元の形状に戻るのは筋膜の形態記憶性があるからなのです。

そして何気ない仕草や癖がやがて習慣となり形状を新たに書き換え記憶してしまいます。背骨の歪みやストレートネック(写真)等も悪い習慣により書き換えられた筋膜の形態記憶性によるものなのです。

筋膜の形状を書き換え記憶させるのは非常に緩徐で時間が掛かります。

生活習慣だけで変えようとすると半年から二年以上もの日数が掛かります。筋膜ストレッチや治療によるリリースで時間は短縮できますが、それには正しいやり方が必要となります。

なぜ捻挫やギックリ腰が癖になるか? 筋膜の歪み

下図は筋膜の模式図です。図a.が正常な筋膜線維の配列を表しています。そして図b.は捻挫や肉離れギックリ腰などで損傷し筋膜に断裂や線維配列のみだれが生じた状態になります


自然に修復され元の状態に戻れば問題は無いのですが、図c.の様に線維配列が乱れ、歪み(シワ・捻じれ・肥厚)になった状態で修復されることがあります。

図c.の様な乱れた状態で修復されるとケガは治っているのに痛みがいつまでも取れない、関節や筋肉の動きが悪い、同じ所を何回も痛める(癖になる)、などが起こってしまいます。

それは修復はされたものの筋膜などの線維が元の状態に戻らずに修復されてしまったからです。

なぜ元の状態に修復されなかったのか?


急性のケガや痛みでは筋膜や筋原線維が破壊され線維配列が不規則になっています。うまく修復されるか、されないかはこの修復過程により大きく分かれます。

過度な安静や固定することで筋膜や繊維質は不動となり張力や負荷が掛からないため乱れた線維は、もとの状態に戻りにくいのです。

動かさない事により線維組織はより不規則な物となりコラーゲン線維を増殖させ、線維質を増やします。

身体には動かさない所は線維質で固めようとする性質があるからです(廃用性拘縮)線維は動かしながら治療することで張力や負荷がかかり配列が整った柔軟性のある丈夫な組織に修復されるのです。
※注 強いマッサージや炎症時の入浴・温熱も修復配列を乱す要因となります。

 

「痛いから動かせない」と言われるかもしれません。もちろん、やり方があります。

後でリハビリをすれば良いと考えることもできますが、一端できあがってしまった形を戻すことは治るまでに何倍も時間を要し後遺障害を残すリスクも考えられます。

また配列が乱れ伸張性もない脆弱に修復された物は、痛みが改善されないばかりか、身体の可動制限や繰り返しの損傷をおこします。患部の必要以上の安静は慢性痛の危険因子として挙げられています。

当院での治療は安静や固定は第一選択にありません(※注)。即効性のある手技と炎症処置で痛みを取り動かしながら捻挫等の治療も行っています。

そうすることで線維配列を改善し、拘縮を予防できるためリハビリは最小限で終わらすことが可能となります。※注 著しい組織損傷がある場合は安静、固定を第一選択にしなければならない事もあります。

筋肉自体は痛みをほとんど感じない?


「筋肉はほとんど痛みを感じない」

そんな事は無いと思えるかもしれません。

しかし筋肉ばかりか骨もそうです。

軟骨にいたっては神経すらありません。


「軟骨が擦れて痛い」しかし神経が無い軟骨が痛む訳ありませんよね。しかし骨が折れても、肉離れをしてもすごく痛いのはなぜでしょうか?

答えは膜線維です。

筋は筋膜・骨は骨膜・軟骨自体には膜は無く周りを取り巻く滑膜等です。

お腹の中には腹膜がありますね。名称は異なりますが、これもすべて筋膜なんです。

膜線維は身体の隅々まで包み込み身体の異常を感知し、神経線維に痛みを伝えるセンサー(痛覚受容器)が沢山存在しています。
 

そして筋肉の損傷や骨が折れたりすると、取り巻く膜も捻じれたり破損します。膜の異常が痛みとして神経に伝わり脳に送られるのです。


筋膜には筋肉の約十倍もの痛みセンサーがあります。

腕や腰をストレッチしたり膝などを曲げ伸ばしすると痛みを感じるところがありませんか?

その痛みは筋肉や関節の痛みではありません。

その感じる痛みは筋膜線維の痛みなのです。



筋線維が損傷しても数週もあれば修復されます。しかし修復期間が経過しても痛みが治まらない、それは筋膜が元の状態に修復されていないからです。

筋肉が修復されれば痛みは治ると思っている方も多いと思いますが、痛みの発祥地は筋膜です。

筋肉が硬いから治らないと闇雲にマッサージをしたり温めても一時的な効果か、かえって痛みを悪化させることになりかねません。

筋膜には筋膜を標的とした治療が必要なります。

極端に言えば筋肉が治っても筋膜が正常に修復されなければ痛みは取れません。

また筋肉が損傷していても筋膜が治れば痛みは治まるという事です。もちろん治療では筋肉・筋膜のどちらも考慮し治療することは言うまでもありませんが。

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広がる痛み 筋膜連鎖と関連痛


「初めは腰だけ痛かったのに時間の経過と共に足の方まで痛くなってきた」

この様に症状が広がることがあります。

足に痛みが出ると診断では大抵の場合、坐骨神経痛と言われます。

痛みがあると、なになに神経痛という言葉が使われがちですが、神経の異常が痛みの発症源になっていることは殆んどありません。

なぜかというと、

神経は痛みを伝達するものであり、神経そのものが痛みを発する物ではないからです(生理学では常識ですが医療現場ではなぜか違うようです)。

では、何が原因で痛みが広がるのでしょうか?

図5.筋膜連鎖と関連痛

 

なぜ痛みが広がるのか?

ハンカチや布生地の端を指で固定して、反対側の手で生地を引っ張るとシワができます。この様なことが身体でも起きているのです。筋膜に癒着、歪み、肥厚などが起きると、その場所に痛みを発症します。

その場所の筋膜は伸長性が無いため包まれている筋肉や関節も可動性が低下します。

そのためにその場所はピンで止められた状態になり、他の筋肉が活動すると布地のように他の筋膜が引き込まれ癒着や歪みが新たに形成され痛みが広がるのです。


この様な痛みの広がり方を筋膜連鎖と言います(当院ではトリガーポイントによる関連痛も筋膜連鎖と考えてます)。

筋膜には筋膜経線という幾つかのルートがあります(人体解剖で証明されています)。針灸でいう経絡の走行に似たものですが、そのルート状に痛みが広がることが多くにみられるのです。

その痛みの広がり方が神経走行と近いため神経障害と間違えられることが、しばしばあるのです。

この様な現象は身体の何処の部分にも起きます。

ヘルニア等で神経が圧迫しているのが原因と診断され、手術をされたにもかかわらず、

「手術をしても良くならなかった」という様な話よく耳にします。

手術をしても痛みが改善されないのは、原因が神経にあるのではなく筋膜の異常による筋膜連鎖の症状だからです。

癒着(ゆちゃく)て何?

施術中、
「ここを伸ばしますね」

「ここを少し押しますよ」

 と言うと「はい」とすぐに納得してもらえます。

 しかし、

「ここがくっ付いてますね」と言うと

「・・・?」となります。

みなさんが、知っているようで知らない癒着(ゆちゃく)についてです。

筋膜には色々な治療法が存在しますが、必ずと言っていいほど筋膜治療には癒着の話はでてきます。

それだけ筋膜の症状には癒着が多くあるという事です。

ですがこのことは専門分野の話で、一般の方にはまったく馴染のないことだと思います。

手術後の癒着は知られている事ですが筋膜どうしの癒着については

「そもそも癒着なんて本当に起きるのだろうか?」

と疑問をもつ方も多いと思いますが、意外と簡単に感じてもらう事ができます。
 

引っ張り上げればわかる

自分の前腕あたりの皮膚をつまんで引っ張り上げてみてください。

皮膚が良く伸びて痛みは余り感じられない人が多いと思います。

次に首の付け根や、その周辺の皮膚を引っ張り上げてみてください。

あまり皮膚が伸びなかったり、痛みを感じる場所があると思います。

中には皮膚をつまむことができなかったり、痛みが強く引っ張りあげられない場所がある方もおられるのではないでしょうか?

この様に皮膚が伸びにくく、痛みがある部分が病的ではないにしろ大なり小なり癒着している部分です。

腕の前腕部のように適度に動かす部分では少なく、デスクワークや同じ姿勢でテレビやスマートフォンを長時間見ている方などは、首から肩の周辺の可動性が少ないため癒着も起きやすくなります。

今、やって頂いたテストは筋膜の中で最も浅い筋膜と皮膚の癒着ですが、悪くなるとシビレや異常感覚、凝り感、運動制限などの症状がでることがあり、その症状は浅層から深層、浅部周囲に連鎖することもあるのです。

 

通常は筋膜により筋肉はスライド運動や個別な運動を可能にしていますが、筋膜同士が癒着するとお互いを束縛するため筋肉の運動機能に障害が発生する。



癒着により筋膜、組織間のスライド運動や個別の運動に障害がおき運動機能の低下や痛みを発症させます。癒着が起きる主な原因としては

1.動かさない(安静位)

 動かさないとは同じ姿勢でいることや痛みにより動かさないことだけではなく普段の生活や運動などで使われていない部分。

2.ケガ・損傷・手術

 ケガや損傷はとくに衝撃(インパクト)が加わったものは癒着が起こり易く、また筋肉の内部で起きた断裂にも起きやすい。損傷による線維配列の乱れ、組織修復過程での拘縮、肥厚・手術による物

3.炎症

 炎症によるタンパク質の熱変性


癒着がおこると隣接した筋膜の活動性も阻害され時間の経過と伴に範囲が広がります。慢性疾患においては癒着が高度の場合も多く症状を固定化します。形成された癒着は自然には治りにくく
癒着には癒着に対する治療が必要不可欠となります。

 

揉んでも戻る肩コリ・腰痛 筋膜のチキソトロピー

肩コリや腰痛になるとマッサージを受けに行かれる方も多いのではないでしょうか。マッサージを受けたあとは身体が軽くなり痛みやコリが楽になりますよね。ですが時間の経過と伴に元に戻ってしまう。そしてまたマッサージを受けに行く、そんな繰り返しをされている方、いませんか?なぜ戻ってしまうのでしょう?答えは下記をクリックしてください!

揉んでも戻る肩コリ・腰痛

世界的に注目され始めた筋膜


 筋膜は医学の世界においても研究は難しく重要視されていない分野でした。しかし近年では筋膜と痛みの関係が徐々に解き明かされ、現在では国際会議も開催され非常に関心が高まっています。

現行の治療体系は主に筋骨系の構造異常による神経絞扼などが主眼に行なわれています。しかしそれでは何々筋、何番目の骨というような個別の診断に成りがちで全体像がみえてきません。

しかし、それら筋骨格・神経系などすべてを包み込み繋ぎ合わせる筋膜を加えることで、すべては統括され連動し動いていることが認識できるようになります。そして筋膜に起こる小さな異変が身体中に波紋のように広がることも容易に理解できるようになりました。

痛みの治療に筋膜は欠かすことができないものであり、「痛みの治療のカギ」となるのです。
 

筋膜に対する治療は「○○の歪みがすべての原因」・「〇〇を揉めば健康になる」などの流行や個別の考えではなく、身体全体の運動機能と痛みの相互関係をとらえた解剖・生理学に基ずく最新の治療法です。将来は痛みの治療にとって重要なカテゴリーの一つとなることを確信しています。

参考文献 トリガーポイント・マニュアル(Janet G.Travell David G.Simons)  Sportsmedicine No.120  アナトミー・トレイン(ThomasW.Myers)

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