皆様の声(鍼灸編)

N.Nさんの初診時の様子は、今でも鮮明に覚えています。初診表を書いていただき拝見した時には少し驚きました。初診表にぎっしり書かれたさまざまな症状はN.Nさんのつらさを物語っているようでした。


20歳代でこの症状はどういうことだろうと思ったのをよく記憶しています。全身にむくみがひどくそれが痛みとしてひろがっていました（筋膜連鎖による症状）。


足の冷えもひどくのぼせの症状ははっきりしていましたので、頭部の熱を取ること、上にあがった気を下げ、滞った流れを元に戻すためにはり灸をした後、特に下肢のむくみがひどかったので筋膜のリリースを行いました。


その時の痛さはそうとうなものだったと、今では2人でよく笑いながら話しています。お帰りの時もよく覚えています。お顔のむくみもひどかったのでしょう、スッキリ引き締まり元のお顔にもどられ、ハッとするほど美しいお顔でした。


N,Nさんのような年代の女性に限らず、このような無理をしてしまう、我慢してしまうという方は多いと思います。結果身体を壊す。私自身も経験しました。少しでも早めの治療をお勧めします。

T.Aさんは初診から5年ほどになります。今は月に2～3回ほど治療にお見えになります。初めは生理不順・生理痛が主訴でしたが今はほとんどなく、仕事による肩こりや肩甲骨内縁の痛み、腕のほうまでのだるさ主で、腰痛は最近大分改善されてきています。


初めはご本人はあまり自覚がない様でしたが足の冷えがひどく水から今、上がったみたいな冷たさだったのですが段々冷えを自覚されるようになり冬は夜寝るとき靴下をはかれていたようですが、今年の冬は治療前から暖かく夜も靴下なしで大丈夫とのことです。こうなると治療効果も上がり改善されやすくなります。嬉しい限りです。

E.Tさんは今回初めての御来院でした。お子様がまだ7か月の育休中でベビーカーを押して来院されました。膝の痛みとの事でしたがお話を伺うと、なんと表現していいのか分からず初診表には書けなかったと仰り、＜自律神経からくる全身の何とも言えないピリピリ、ジンジンする感じで夕べも眠れなかった。＞との事でした。


＜今日の昼間は眠れましたか？＞と質問すると＜30分くらい＞とのお答えでした。E.Tさんのような表現をなさる方は少なくありません。そのため何処に行って良いかわからず、行っても理解してもらえず安定剤、誘眠剤などを処方され長引かせてしまい、違う症状へと悪化するケースも多くあります。


E.Tさんの場合は、性格的にスポーツ系で少しの痛みも我慢し、まだやれる、まだ大丈夫というような感じで今までやってきた。そして昨日もそんな感じで機関車のようにガンガン、前へ前へというのが夜になってもおさまらなかった。と御本人が仰るとおり自律神経の乱れがひどく、以前から少しづつでていた症状が出産や育児という様々なストレス等がかさなり眠れないほどの症状になったかと思われます。


東洋医学的にもE.Tさんの他の症状は元々の体質などによく出る症状でそれほどこじれた感じはなく、数回の施術で今回に症状は改善されると思われます。お帰りの際のお顔の表情がおだやかになられて、とても嬉しく思いました。

R.Kさんは初め接骨院の治療をされていましたが、半年後ぐらいから＜もうあと5年ぐらいは仕事を続けたい＞という事で全身調整のため、針きゅう治療も始めることになりましたが、以前受けた針が痛かったのが記憶に残っていて刺激に敏感でした。


当院では一番細い針で対応することで安心してお受けいただいております。とてもお忙しい方ですので定期的にという訳にはなかなか難しいのですが、舞台がある数ヵ月まえには集中的に治療をお受けになり、今度が最後の舞台といつも言われていましたが7年になりました。これからも東町接骨院・鍼灸院がしっかりサポートさせていただきます。

M.Sさんはお友達のご紹介で遠方よりお越しいただいております。


以前から針治療は受けておられましたが少し針が太かったようで、痛い針は苦手ということで一番細い針を浅めに刺し置鍼法（刺したまましばらく時間をおく方法）で対応しています。


自営業でとにかく忙しく、ストレスも多いのは2週間ごとの治療の時のお体に表れています。自律神経の調整や内蔵の機能回復の為にお灸や冷却法も併用しながら治療しています。


最近は施術中ぐっすり眠っていらっしゃる時が多くなりました。安心してお受けいただいているのだと嬉しく思います。

Ｍ．saitouさんのかかとの痛みは、本人もお忘れになっているくらい前に右ふくらはぎに肉離れの跡が残っており、かかとに掛けてかなり線維化していました。


足裏の筋膜がひきつれた状態になり痛みを出していました。針をしてふくらはぎの緊張を緩めた後筋膜をリリースしていきました。


筋膜リリースは一番最初が一番痛いです。初めての治療で驚かれたことでしょう。しかし段々痛みが緩和してくると筋膜リリースの施術も痛くなくなります。


M.saitouさんは体調維持の為にと少しダイエットをしたいとご相談を受け、甘い物や炭水化物を控える食事方法をお勧めしました。


見事身体がスッキリしてきて軽くなり、全体的に体調が良くなり今年から月一回の治療になりました。本来明るく元気な方ですがヘアースタイルやファッションも少し変わられ若々しくなられました。
 

Ａ．Ｍさんは当院のホームページをご覧になってご予約頂きました。痛み出してからひと月半以上経過して、他院で温熱療法とマッサージをしてもらっていたがなかなかスッキリ改善されませんでした。


しだいに痛みが足の方まで広がってきて体を前に倒すのが辛いとの訴えでした。ご自分でもかなり押されているとのこと、また湿布や〇〇ロン等も貼られて皮膚がだいぶ可哀想な状態になっていました。


この様な症状は初め炎症の出ていた患部を温めたり、揉んだりしたために痛みがひろがる筋膜連鎖の症状です。当院では先ず患部の炎症処理として氷での冷却法を行いました。


針は初めてということでしたので患部にあるトリガーポイントを見つけ出し針をし通電治療をする事で表面の緊張した筋膜を緩め少しずつ深部の硬結を取っていきました。ご本人はふくらはぎは大丈夫とのことでしたが、触診すると筋膜の異常はでていましたので同様の方法で行いました。


針は大丈夫ですかとお聞きするとスーと軽くなり、痛いところにそこそこという感じで気持ちいいです、とのことでした。針治療後は、自宅での運動法や冷却法、姿勢の改善などをお話しして終了しました。
 

Akira.Nさん健康管理のため長年針きゅう治療を受けておられた方で、ご縁があり最近当院に通院されるようになられました。初診時のぼせの症状が見受けられましたので冷却法を行いました。


当院の治療法は今まで受けた治療とは違っていたようで＜今まで間違ったことをやっていたんですね＞と、ご自宅での冷却も行っていただいています。その効果もあり頭痛は大分改善してきているようです。


肩こりの方も痛みのレベルが下がってきているようですので安心しております。これからも元気にお仕事を続けられるようにサポートしていきたいと思います。
 

　T・Aさんは杖をついてやっと来院されたような酷い症状の方でした。遠方まで治療に通われていたようですが当院のホームページをご覧になり、近隣で針きゅう治療もしているということでご来院くださいました。

歩くのもままならず、また症状が広い範囲に広がっていて、痛みの場所もアッチコッチと動き、最初の痛みが特定できないほどでした。それを一つずつ取り除きながら治療を続けています。

足のほうが大分軽減されたのでしょう、以前からあった肩の痛みを訴えられ治療をはじめました。元の様に歩けるにはもう少し治療が必要ですが、返すがえす本当に初期の段階ではじめていたら、とT・Aさんは話しています。とても治療に前向きな方ですのでご一緒にがんばりたいと思います。

治療をしているがなかなか改善されない方は、是非一度ご相談ください。違う治療方法を試される事も、良くなる近道になると思いますよ。
 

Fumiyo.Kさんは2年ほど前に肩の痛みで一度受診されていて、今回は1週間前ぐらいにぎっくり腰のようになり前かがみの姿勢でお見えになりました。

痛みの範囲が背中から臀部まで広がっていました。当院ではまず、痛みの元である部分を氷でアイシングすることで消炎処置を行います。もちろんご自宅でもお願いしました。今回は4回ほどの針きゅう治療で終えることができました。

ご自宅でのアイシングのタイミングをご心配ですが、お花を育てたりするのがお好きで、鉢や土など重い物をもったりと腰に負担がかかるとのお話でしたので、そういう日は特に疲れたけどそんなに痛くなくても、お風呂上りにでもアイシングをして下さい。

次の日に疲れを残さないことが一番です。

冷えたから痛い、温めた方が楽になる等、間違った常識がまだまだ多くありますね。
一つづつ、お一人づつ丁寧にご説明しながら納得していただきたいと思っています。