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【痛みの専門院】
東町接骨院・鍼灸院
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腰痛・治らないのには理由がある
八割以上の腰痛が原因不明?なぜ原因が分からないのだろうか?それは医療機関での外科的な画像所見では診つけることができないだけの話なのです。目線を変えて診れば原因が分かる腰痛の方が実際には多いのです。
当院に腰痛で来られた方
患「二か月前に中腰姿勢から重い荷物を持ち上げてから腰が痛くて」
私「病院には行かれたのですか?」
患「はい、最初は自然に治ると思ったのですが、痛みが強くなり病院へいきました」
私「病院での診断では何と言われましたか?」
患「腰部椎間板ヘルニアと診断されました」
問診した後、身体を動かしてもらい痛む所を絞り込みます。
そして触診によりここだというポイントを
私「軽く押しますよ」
患「痛たたたた(>_<)そこです!そこが痛むんです!」
そう原因はヘルニアでは無くソコなのです。
腰の痛みがある人は本当に多く、腰痛の生涯有病率はなんと83%とに及びます。勿論これは軽症から重篤な症状を含めたものです。
こんなにも多くの人が体験する腰痛ですが、腰痛学会や整形外科学会の発表によると、なんと85%の腰痛が原因不明(非特異的腰痛)とされています。原因のわかる15%の腰痛も、骨折や悪性疾患等を除くと医療機関の検査でわかる腰痛は10%弱しかないのです。
この数値を見れば分かる様に、整形外科などで腰痛治療を受けている八割以上の人は原因が解からないまま治療をただ漠然と受けていることになるのです。
なぜ、そんなにも原因不明の腰痛は多いのか?
それは画像診断に依存し過ぎた現在の診断法に問題があるからです。たしかに画像診断は優秀であり悪性腫瘍、骨折などの診断には欠かすことができないものです。しかし画像診断のみで診断すると、腰痛で苦しんでいるにも関わらず「骨には異常ありません」と、かたずけられてしまうことが殆んどなのです。
画像に映らない=原因が分からないという公式になっているのです。
上記の様に腰痛の代表的な病名や症状名、良く医療機関で言われる原因の説明などを上げてみました。
腰痛症・腰部捻挫・急性腰痛症(ぎっくり腰)・坐骨神経痛(症候性)
医療機関の検査では「骨には異常がないですね」と言われる最も多い腰痛です。
・腰痛症
腰痛症とは通常、非特異的腰痛のことを言います。腰痛症=非特異的腰痛=原因はわからない(原因不明)ということです。検査してもわからない腰痛の殆んどがこれにあたります。
・急性腰痛症(ギックリ腰)・腰椎捻挫・腰部挫傷
急性腰痛症は通称ぎっくり腰のことで、腰部の組織(筋肉、筋膜、靭帯など)が損傷(ケガ)した状態のことを腰部捻挫、腰部挫傷と診断します。しかし、診察や画像所見では厳密にどの組織が損傷しているかは特定することはできず原因が特定できない腰痛とされています。
急性腰痛症(ギックリ腰)=腰椎捻挫・腰部挫傷=どこが損傷しているかわからない
・坐骨神経痛
坐骨神経痛とは坐骨神経支配領域である臀部(お尻)や太もも、ふくらはぎに痛みやシビレがある症状のことです。
医療機関に通院されていた方に
「病名は何と言われましたか?」と質問すると
「坐骨神経痛と言われました」と返答されることが殆んどです。
医師に「坐骨神経痛ですね」とだけ告げられた場合、症候性坐骨神経痛のことです。
症候性坐骨神経痛とは原因がわからない坐骨神経痛という意味です。
坐骨神経痛とは症状名であり病名ではないので、原因がわかっていれば何々の症状から来る坐骨神経痛という診断名となるのです。例・腰部椎間板ヘルニアからくる坐骨神経痛
「坐骨神経痛ですね」=症候性坐骨神経痛=原因がわからない
上記の腰痛症、急性腰痛症、症候性坐骨神経痛は非常に多い腰痛ですが画像診断で原因が特定できないので、原因が特定できない腰痛となるのです。
画像診断でわからない=原因が特定できない=原因不明ということです。
変形性腰椎症・骨粗しょう症・関節間の狭小化(何番目と何番目が狭い)・椎間板変性症
「加齢からですね」「老化現象ですね」と言われるものです。
・加齢現象(老化)
皆さんが腰痛になったとき一番気になるのが骨や関節の変形や変性なのではないでしょう?
変形性腰痛症・椎間板変性症・関節間の狭小化・※骨粗しょう症など加齢に伴う変形や変性などの症状です。
※腰痛の診断で「骨粗しょう症ですね」と言われるかたが結構おられますが、骨粗しょう症自体が痛みの原因にはなりません。ただ将来的な圧迫骨折などの危険因子となります。
この様な診断を受けると
「手術を受けないと治らないのか?」
「変形があるから腰痛は一生治らないのではないか?」
と思い悩む方、変形や破壊という言葉に翻弄される方が多くみられます。しかし腰痛の研究者や専門家の間では、ヘルニア、変形、狭窄、老化などの構造的な異常は腰痛とは殆んどの場合、関係が無いという事が分かりはじめているのです。
日本腰痛学会の菊池氏によると
ちょっとした腰の骨の変形やヘルニアなどは、年をとれば誰にでもあるものです。医療機関で通常行われる画像検査は、骨や椎間板といった組織の変化を見ることはできますが、それだけではあなたの今の痛みの原因を全て解明することはできません。また今後、腰痛が続くかどうかも判断できません。病院で「骨がずれている」「椎間板が飛び出ている」「脊柱管が狭くなっている」などと言われても、最終的に重篤な疾患※注1がみつからないようでしたら、痛みがあってもあまり心配しないでください。
すなわち画像所見と腰痛症は関連性があまり無いという事です。
※注1.悪性腫瘍・リウマチ・感染性脊椎炎・骨折・馬尾症候群による膀胱直腸障害などの麻痺症状
WHO(世界保健機構)の警告文によると
Low back pain WHO(世界保健機構)文書 2003年
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄は、老人には非常にありふれており(誰にでもある)、画像診断でほとんどの老人に認められるが、たいていの場合には、それは腰痛の原因ではない。それは、しばしば手術を行う根拠にされるが、その手術が成功して最終的に腰痛が軽快することはまれである。
つまり、変形や変性は加齢に伴い白髪やシワのように誰にでも起きる加齢現象に過ぎず、痛みの原因では無いと言うことです。医療機関で手術を受けたとしても、変形や変性は原因ではないので、治る事は殆んど無いということです。
腰痛治療の研究者の間では画像診断による骨や関節の異常は痛みとの因果関係は薄く画像診断自体があまり意味が無いという事は最早常識に成りつつあります。
腰の骨が○○・関節が○○・ヘルニアが有るから神経が○○というのはすでに過去の遺物となっているのです。ただ分かっているのに実際の医療現場では未だ外科的な画像所見を中心とした昔と変わらない考えで治療を続けられているのが現状です。既成概念や常識と思われていた事が間違っていると分かったとしても、中々変わるまでには長い時間を要するようです。
・筋力が無い・運動不足・肥満・血行不良 等
レントゲン検査などで異常が無いとき
「何が腰痛の原因なのでしょうか?」と質問すると
「筋力が弱いからですね」
「運動不足からです」
「肥満からです。痩せなさい」
「血行不良ですね」と言われるものです。
骨などに異常がみつからない場合、だいたいこの様な答えが返ってきます。ここでの返答はすべて要因であり原因ではありません。もし原因として診断するならば「筋力が弱いため腰部の○○筋が損傷している」などの診断となります。もちろん腰痛の予防や再発防止のため腰痛になる要因を改善することは大切です。
・医療機関を受診すれば、こんなパターンです。
時間がたてば治ると思っていた腰痛が治らず、医療機関を受診
診察と検査をする。
結果「骨には異常がないですね」
患者「では原因はなんですか?」
少し肥満気味の体型の人には「体重で負担がかかっているんです。減量してください」
やせ気味や高齢者の人には「筋力が弱いので運動してください」
治療は
「少し様子を見ましょう。取りあえず湿布と痛み止めをだしときます」
そして、治らなければ永遠に様子を見ることになります。
何処でもだいたいこの様な流れです。
骨に異常がなかった時点で原因はわからないので特別な治療法はないからです。
あとはなんとなくの雰囲気で要因を伝えるだけなのです。殆んどはこんな感じです。
この流れで腰痛が治ればよいのですが・・・・。
腰部椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症
上記の分類で原因が特定できる唯一の腰痛(特異的腰痛)は腰部椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症だけとなります。他に原因が特定できる腰痛として悪性腫瘍・リウマチ・感染症・骨折などがあります
これら原因が分かる腰痛は悪性腫瘍などすべてあわせて全腰痛の15%ほどしかありません。
その他1・2・3番は原因が特定できない腰痛(非特異的腰痛)、すなわち原因のわからない腰痛となります。
※特異的腰痛と非特異的腰痛 医師の診察、及び画像検査(X線、MRIなど)により腰痛の原因が特定できるものを特異的腰痛といい原因が特定できないものを非特異的腰痛という。
ここでは腰痛全般について説明ですので腰部椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・坐骨神経症状の詳細は下記をクリックしてください。
また腰部椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症で手術を勧められている、できれば手術はしたくない、術後の経過が思わしくない、現在治療中だが改善しない、今の診断が正しいのか疑問がある、その様な方は是非、下記をクリックされてご参考にしてください。
腰痛⇒検査⇒画像所見に異常がみつからない⇒特に異常はありません⇒腰痛症⇒対症療法
腰痛⇒検査⇒退行性変性(変形・変性)⇒加齢現象⇒対症療法
整形外科での治療は重篤な神経症状や悪性腫瘍、圧迫骨折などがなければ原因が特定できない疾患は対症療法となります。
対症療法とは、疾病の原因に対してではなく、主要な症状を軽減するための治療を行う治療法の事をいいます。腰痛は殆んどが原因が特定できません。
「骨には異常ありません」
「加齢現象ですね」
「何番目の間が狭いですね」
と診断された方は腰部が痛む原因が特定できない疾患として一括りにした下記の様な対症療法が行われます。
整形外科に於ける一般的な対症療法
薬物療法
・消炎鎮痛剤・湿布・注射・骨粗しょう症の薬(骨密度が低い人)
物理療法
・赤外線治療 早く言えば炬燵(こたつ)で波長もほとんど同じ
・ホットパック 大きい蒸しタオルみたいな物
・極超短波(マイクロ波) 家庭の電子レンジと同じ、電磁波により組織の水分子を振動させ摩擦熱を発生させます。周波数は電子レンジと同じ 最も多く使われ得ている温熱機器
・牽引(けんいん)療法 たまに良くなる人がいるから取りあえず引っ張ってみる。
日本整形外科学会の『腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン』では、「牽引療法がヘルニアによる腰痛、下肢痛の改善に有効であるかは明らかではなく、保存療法の一貫として牽引療法選択の是非を検討する必要がある」とあるように、効果があるかないかわよく分からないと言う事です。
・電気治療低周波治療 干渉波治療
この様な治療法がありますが、薬物療法の他は温める治療が中心になります。
温める方法は違えど、温める効果としては
温める⇒筋緊張がほぐれる⇒血流が良くなる⇒痛みが緩和される
しかし実際は
温める⇒温めている時は気持ちが良い⇒やめるとすぐに痛みが戻る⇒温める事を繰り返す
といった具合に終わりのない繰り返しの治療になることが多いです。
また治療法での矛盾があることも多く
温熱治療をした後⇒冷湿布の処方?
温熱治療をした後⇒抗炎症剤・炎症鎮痛剤?
冷湿布も抗炎症剤も炎症を抑えるものです。炎症とは熱ですから温熱を加えることは悪化させることになります。温熱治療をしてから抗炎症薬を処方することは矛盾そのものですが、この様な治療は一般的に多く行われています。
これらの治療法で改善されれば良いのですが、実際に改善されない方が多くいるのです。この様な治療は原因が特定できない腰痛のため、ピンポイントでの処置ができず根本的な治療は難しいからです。
病院に行って画像検査をしたが「特に異常はありません」これといった原因が見つからず鎮痛剤、湿布、温熱治療をしたが一向に改善されない。異常は無くても痛いのは事実、いったい如何すれば良いのだろうか?
画像診断で異常が無ければ「骨には異常がありません」とされ鎮痛剤と温熱治療といったパターン化した治療を受け続けることに大抵の場合なります。
「先生ここが痛いんです」と言ったところで
「検査では異常ありませんでしたから」と触りもせず流されてしまいます。
痛みが治らず病院周りをして当院に来られた方の腰痛の原因を調べていると
「痛い所を触ってもらったのは初めてですよ」
笑い話では無いですが、実際、多い話なのです。
この様なことは、画像診断に依存しすぎた診断法に問題が有るからです。そのため検査に異常が無ければ症状や痛みを訴えても相手にしてもらえないのです。
医療機関で腰痛が改善されない方が当院にくると、こんな話をされます。
「話を聞いてもらえない」
「顔を見ないでパソコンを見ている」
「痛い所を診てくれない・触ってくれない」
この様な話は腰痛に限ったものでは無く、他の痛みに対しても同じです。
最近では特に患者自身を診ない、話を聞かない、患部を診ない、触らない 検査の数値や画像
所見のみが診断基準となる傾向になっています。もちろん検査の数値や画像診断は悪性腫瘍、
骨折、感染症、リウマチなどの危険な疾患がないかを確認するための重要な診断であること
も間違いありません。しかし重大な疾患以外の腰痛は画像検査で原因を特定できることは殆ん
どでき無いのも事実なのです。
世界にある腰痛診療ガイドラインで一貫として主張しているのは腰下肢痛を診察するさい一部の馬尾症候群(膀胱直腸障害のような麻痺症状)や悪性腫瘍の危険因子の可能性のない限り画像診断は控えるべきであるという診療指針を上げています。
これは画像により身体の構造的変化を見ても腰痛の診断・治療には役立たないという事です。画像診断により変形やヘルニアなどが見つかったとしても、腰痛の原因とは関係が無いので画像診断は余り意味をなさない事を示しています
腰の骨が○○・関節が○○・ヘルニアが有るから神経が○○というのはすでに過去の遺物と成りつつあるのです。ただ分かっているのに実際の医療現場(特に日本)では未だ外科的な画像所見を中心とした昔と変わらない考えで治療を続けられているのが現状です。既成概念や常識と思われていた事が間違っていると分かったとしても、中々変わるまでには長い時間を要するようです。
冒頭に書いた様に押してみると
「痛たたたた(>_<)そこです!そこが痛むんです!」
という場所や
「そこを押すとシビレが強くなります」
「痛みが広がります」
と、言うようなポイントが見つかります。そのポイントは一か所から複数か所と症状により異なります。そして、そのポイントこそが今の痛みの根源である可能性が高いのです。
痛みの治療は触ってみなければ分からないのです!
ほとんどの腰痛は触れば何処かに圧痛点が見つかります。
触って痛みが顕著であれば、骨折でもないかぎり神経や骨の異常から来るものでは無く
・軟部組織の異常(筋肉の損傷など)
・線維組織の異常 (筋膜の歪み・トリガーポイントなど)
これらの組織の異常から来るものであり大部分の腰痛が当てはまります。筋肉では無く骨や関節のあたりを触って痛みがあると
「骨に異常があるのでは?」
「関節がずれたのでは?」
と考えると思われますが、それは関節の周りや骨を取り巻く靭帯や筋膜の異常による痛みが殆んどなのです。
医療機関でなぜ分からないのか?
・レントゲン・CT・MRIの画像検査では分からない(写らない)
・軟部組織や結合組織の異常は重要視されていない。
・筋筋膜性疼痛やトリガーポイイントの知識があまりない。
・痛みを構造破綻(変形など)や神経学的にしか考えていない。
腰痛⇒軟部組織・線維組織の異常⇒画像検査(写らない)⇒触らない=原因がわからない となります。
触診をしてみれば
腰痛⇒軟部組織・線維組織の異常⇒痛みの場所を特定する⇒圧痛・硬結⇒治療となります。
痛みの疾患は、話を聞く・患部をみる・触ってみるのが大原則なのです。
医療機関の検査で調べるのはこの部分、ここの骨や関節に異常がなければ原因は特定できない事になる
腰痛の代表的な圧痛点のエリア。これらの痛みはほとんどが軟部組織・結合組織の異常から来るものであり変形などからくる神経症状による痛みではない
上図は臀部の筋肉の中臀筋に発生した筋膜の異常から来るトリガーポイント(×印)です。そしてトリガーポイントを起点とした痛みの広がり(関連痛)を表したものです。左の中臀筋(左の×印)に発生したトリガーポイントは腰痛の原因として非常に良くみられるものです。右の中臀筋(右の×印)は同じような場所にも見えますが痛む所はまったく違い股関節付近が痛みます。そのため股関節症と間違われる事も多くあります。図でもお分かりのように関節とは関わりが無く、これは筋筋膜の異常から起きる物です。そして筋筋膜の異常は発生する場所により様々な痛みを引き起こします。図の様な痛みも他の筋筋膜と付随する症状も多く、その場合、痛みも広範囲に及びます。この様な筋筋膜が原因である腰痛は皆さんが思っている以上に多いのです。しかし画像検査では診断が付かず、他の要因と結び付けられたり、原因不明とされてしまいます。しかし触ってみれば(触診)この様な筋筋膜の異常は診つける事ができるのです。
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右の図の様な症状を医療機関で診察すれば、まず間違えなく坐骨神経痛(腰部椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症からの)などの神経症状と言われる事でしょう。しかしこれは神経症状ではありません。お尻の筋肉の小殿筋と言われる筋肉に硬結(シコリ)や歪みが形成されることにより、足にまで広がる痛み(関連痛または筋膜連鎖)を引き起こす筋筋膜性疼痛症候群と言われる物です。この症状は神経とはまったく関係ないのです。
代表的なものがトリガーポイントです。トリガーポイントとは、筋・筋膜にできた硬結のことで、それが痛みの引き金となり違う場所にも痛みが広がるのです。トリガーポイントは身体の線維組織の筋膜のかたよりによってできることが研究により証明されています。
病院で神経症状と診断されていても、実は筋筋膜の異常が痛みやシビレの原因である事のほうが遥かに多いのです。
この筋筋膜が原因にもかかわらず薬(シビレや血行を良くするなどの薬)やブロック注射・温熱治療・手術などをされても改善しない、悪化、再発という結果となってしまいます。
坐骨神経痛という診断名?
医療機関などで腰から足に掛けて痛みがあると「坐骨神経痛ですね」と診断されことが有ります。しかし坐骨神経痛というのは病名では無いという事を知ってますか?坐骨神経痛とは症状のことで単にお尻の辺りから足に掛けて痛み、それが坐骨神経の領域にあるということを示すだけの言葉であり、それだけで神経が悪いという事にはなりません。坐骨神経痛と言われただけなら、単に「お尻か足が痛いのですね」と告げられただけで原因は分かっていないという事です。殆んどの場合神経とは関係ありません。
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上図の×印は腸腰筋異常を示す圧痛点 下図は×印から起きる関連痛
腰痛になると何処が痛むのか自分で確かめようと、色々な所を触ってみる事ってありますよね。
しかし
何処を触ってもココと思える場所がわからない?
痛む場所はわかるのだけどなぜかピンとこない・・・。
自分の身体の痛みを自分で特定するのは普通の腰痛でも難しいのですが、図のようなパターンは特に難しく、一般の方に探す事は、なかなかできません。プロの治療師でもわからない場合があるのです。医療機関ではなおさらですが、診察で腰が痛くてお腹を触る事はまずありません。
この原因となる筋肉は、大腿の付け根から骨盤・腰骨に繋がっている腸腰筋と言われる筋肉です。この腸腰筋は身体の腹側にあり背中側からは触れることはできません。腹側にある腸腰筋ですが、この筋に異常(トリガーポイントなど)があると腰部に症状がでるのです。そのため見逃されることが非常に多い筋肉なのです。
腰が痛むから腰に原因があるとは限らないのです。腹部に原因がある腰痛を腰だけ治療した所で腰痛が改善されることが無いのは言うまでもありません。
もちろん画像検査では、わ・か・り・ま・せ・ん。
腰痛・足に痛み・シビレがあると、
腰の関節(ヘルニア・狭窄症など)や神経(坐骨神経痛など)に異常があるのでは?
と考えがちですが、腰や神経ではなく骨盤の関節(仙腸関節)に原因があることも非常に多いのです。ギックリ腰などの急性症状も腰の関節よりも、むしろこの仙腸関節による症状の方が多いのです。
仙腸関節の異常はレントゲンなどの画像検査では分からないため見逃されてしまいます。それは骨盤自体の変形や大きな歪みでは無く、仙腸関節の不安定要因から来る仙腸関節を取り巻く結合組織(筋膜や靭帯)の損傷・変化・炎症により痛みを発症させるため視認することはできないからです。
骨盤の関節は仙腸関節(センチョウカンセツ)といい医学書では半関節という形状で不動関節(動かない)とされています。実際にはまったく動かないのではなく3ミリから5ミリ程(前方・後方回転に動く)動きます。僅かな動きですが歩行や身体のバランス調整など重要な働きがあるのです。
仙腸関節は強力な靭帯に覆われているために大きく歪むことはありません。しかし変則荷重や不良姿勢などで骨盤の関節にゆるみが生じることがあるのです。
片足立ちなどしてバランスを取りやすい方が支持側で取りずらいは方は不安定側(ゆるみ側)の傾向となります。不安定側は骨盤に脚がぶらさがった状態となり骨盤をゆるめる方向になり腰痛やシビレの原因となります。
そして骨盤(仙腸関節)を繋ぎ止めている靭帯(靭帯を取り巻く筋膜組織も)は骨盤がゆるむ事で常に伸ばされた状態で緊張するため痛みを発症します。関節が緩むことで不安定側は足全体の支持性も弱く股関節痛や膝痛または坐骨神経痛の様な痛みの症状(筋膜連鎖)を発症することになります。
朝方や起床時に腰が痛く、動いたり歩いているとだんだん痛みが楽になる場合は骨盤の緩みによる症状である事が多いのです。歩いたり動くと楽になるのは荷重がかかる事により骨盤が閉まる方向へと動くからです。しかし痛みにより、かばった歩き方をすると痛みが逆に強くなるります。
※骨盤の関節は閉まり過ぎて悪くなることもあります。衝撃荷重を受けやすい歩き方や尻餅をつく転倒などの衝撃損傷によるものなどがあります。
腰痛になっても数日から数週で自然に治ってしまうことがあります。しかし、いつもは自然に治ってしまうはずの腰痛が何時になっても治らない。
なぜ?いつもなら時間とともに治ってしまう腰痛が治らないのか?要因は損傷部がうまく修復されなかったことです。修復されない要因とは
いつもは治る腰痛が長引くのは腰が以前にまして悪くなっている結果とも考えられます。生活動作や生活習慣による悪い癖や動作が積み重なり組織の緊張や負担となり筋筋膜系の歪みやトリガーポイントの形成などが生じている可能性があります。
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上記のことを言われたら腰痛の原因は特定できていないと思われた方が良いでしょう。骨にトゲがあると言われたり、変形しているからという言葉に翻弄されてしまうかたが多くいます。しかしこれらは誰にでも起きる退行性変化(老化現象)で病気ではありません。それはシミやシワと同じもので単なる生理的変化に過ぎず腰痛症の原因とは関連性が無いという結論に現在はいたっているのです。
もし上記のことを言われたら一度違った目線で痛みの原因を診てもらうことをおすすめします。原因は他にきっとあるはずです。
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