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中高年以降の方が腰痛を患い医療機関にいき画像検査をすると骨が曲がっていたり、骨の間の間隔が狭くなっているレントゲン写真を見せられ「加齢現象ですね~っ」「ここの部分で神経が圧迫されて痛みやしびれが云々」と診断されることがよくあります。
この様な診断を受けた方々は加齢現象だから治らないのか?手術をしなければ治らないのか?と考えます。ここではその様な加齢現象からくる腰の骨の変形による神経症状を呈した腰痛に対する鍼灸治療の一例を紹介します。
レントゲン写真の青色の四角で囲ってある部分が腰椎(腰の骨1から5、Sは仙骨)で、医療機関ではこの部分に異常がないか検査をします。
A.の赤線部分をみると腰椎が左側に傾いて曲がっているのがわかります。
B.の部分は椎間板の部分で通常は椎間板は軟骨(線維軟骨)のためレントゲンには写らないので骨と骨の間は隙間があるように写ります。この写真の場合、隙間はなく骨同士がくっ付いて見えます。Bの部分だけではなく3・4の間、5・Sの間も狭くなっています。
C.の部分は横に棘(トゲ)の様に伸びた骨があります。これを骨棘(骨棘)と言います。写真のほかの部分をみれば骨棘が複数あるのが分かります。
この様な画像所見をみれば医療機関では、変形性腰椎症・椎間板変性症と診断されます。これらは椎間板の変性や関節間の狭小化・骨棘の形成により神経を圧迫や刺激することで痛みを発するとされている病名です。原因は主に加齢現象です。
治療はYさんのように手術を勧められるか、対症療法(薬など)による治療になります。では当院に来院されたYさんは針灸の施術で痛みは改善されるのでしょうか?
レントゲン写真のように変形や変性した椎間板、狭くなった関節の間、骨棘の形成を手技療法で骨盤矯正をやろうがマッサージをやろうが、牽引機で引っ張ってみても、ボキボキ背骨を鳴らそうが加齢により変形や変性したものを元の状態に戻すことは絶対に不可能なのです。それは針灸治療も例外ではありません。
加齢による変形や変性は筋肉などの緊張で歪められた急性側弯症のようなものではなく、骨や椎間板などの形その物が変形や変性した物だからです。
ではYさんは手術をしなければ治らないのか?と考えるのが普通でしょうが、しかしYさんは鍼灸治療を受けて現在は歩いても痛みはなく、日常生活にも支障ないほどまでに改善されました。骨の変形や変性を治したわけではありませんが、鍼灸治療でなぜ改善されたのでしょうか?
皆さんは最初このYさんのレントゲン写真をみて、こんな状態では治らないのではないか?手術をしなければ治らないだろうと考えたのではないでしょうか?まして医療機関にいってレントゲン写真を見せられ
「こんなに骨が変形してますね」
「この骨と骨の間が狭くなって神経が圧迫されてますね」
「骨に棘(トゲ)ができて神経を刺激してますね」
この様なことを言われたら
「こんな変形していたらもう治らない」
「骨をどうにかしなければ治らない」
と骨や変形の事で頭が真っ白になってしまうのではないでしょうか?
しかし実際はこの程度の変形や変性は多かれ少なかれ加齢と伴に生じるごく当たり前の生理現象(誰にでも起きるシワや白髪みたいなもの)なのです。しかし、これを見させられた本人は変形が原因であると頑なに信じることで、ますます痛みは悪化することになるのです。
WHO(世界保健機構)の警告文によると
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄は、老人には非常にありふれており、画像診断ではほとんどの高齢者に認められるが、たいていの場合それが腰痛の原因ではない。それは、しばしば手術を行う根拠にされるが、その手術が成功しても最終的に腰痛が軽快することはまれである。
つまり椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄は加齢現象によるもので誰にでもあり、痛みの原因では無いという事です。その為、手術が成功しても痛みが治ることは殆どないという事です。良く聞く話ですが、手術を受けたにもかかわらず、痛みが治らないので担当医にたずねると「手術は成功しました。後はリハビリを頑張ってください」と投げ捨てられて終わりという結果が多い訳です。
チョットした腰の骨の変形やヘルニアなどは、年をとれば誰にでもあるものです。医療機関で通常行われている画像検査は、骨や椎間板といった組織の変化を見ることはできますが、それだけでは、あなたの今の痛みの原因を全て解明することはできません。また今後、腰痛が続くかどうかも判断できません。病院で「骨がずれている」「椎間板が飛び出ている」「脊柱管が狭くなっている」などと言われても、最終的に重篤な疾患※注1がみつからないようでしたら、痛みがあってもあまり心配しないでください。
すなわち画像所見の変形や変性と腰痛は関連性が無いということです。
注1.悪性腫瘍・リウマチ・感染性脊椎炎などの感染症・骨折
この様にWHOや腰痛学会の菊池氏が説明する様に、画像診断で腰部の骨の変形や変性を調べた所で、それが腰痛の痛みの原因であることは殆どの場合あてはまらないということです。
もちろん画像診断は悪性腫瘍、骨折、感染症、リウマチなどの危険な疾患がないかを確認するための重要な診断であることも間違いありません。しかし重大な疾患以外の腰痛は画像検査で原因を特定できることは殆んどでき無いのも事実なのです。
最初に紹介したYさんのレントゲン画像による背骨の曲がりも、関節の狭小化(狭くなる)、骨棘もYさんの腰痛や右脚の痛みの原因では無いのです。では何が原因でどの様な鍼灸施術でYさんは改善したのでしょうか?
医療機関での検査は血液検査・単純レントゲン検査をたいていの場合おこないます。そして原因が良く分からない場合や神経障害の疑いがあればCT検査、それからMRI検査などの画像検査の三本立てが行われ、何としてでも骨と神経の異常箇所を探し出そうとします。
しかし画像検査は一生懸命やりますが、患者さんの体を触ることは殆どしません。最近では触診をまったくしないことも珍しくないのです。この一番単純そうな触診こそが痛みの検査としては実は一番重要なのです。
当院に来院される方の多くに、腰痛で整形外科や大学病院で検査を受けられた方が来られます。当院では触診はもちろん体動などの動的スクリーニング(動いてもらい痛みの誘発箇所をみる)などをします。
一通り状態を確認すると、
患「何軒か医療機関にいきましたが、痛いところを触ってもらったのは初めてです!」
私「・・・・・」。
と冗談の様に聞こえる話ですが、事実なのです。
一通り痛みの状態を把握した所で目ぼしい箇所をいくつか押してみます。そうすると
「痛たたたた(>_<)そこです!そこが痛むんです!」
という場所や
「そこを押すとシビレが強くなります」
「痛みが広がります」
と、言うようなポイントが見つかります。そのポイントは一か所から複数か所と症状により異なります。また痛みがある場所と離れた所にポイントがあることもあるのです。そして、そのポイントこそが今の腰痛の根源である可能性が非常に高いのです。
単純な方法に思われるでしょうが、圧痛点は豆粒大から親指大、浅部の物や深部の物、また押す角度や強さ、痛む場所から離れている場合もあり、自分で押して特定することは難しいのです
画像の説明を入力してください(フォントが小さく設定された文章です)
図1.は冒頭で紹介したYさんの症状です。赤く塗られた所はYさんの痛みの範囲を表しています。✖印は主な硬結部位で押すことで痛みを発する圧痛部位になります。
ウエストラインあたりに赤色の✖印がありますが、ここを押すことにより大腿部から下腿部にかけて痛みが再現されます。この様な痛みが広がる圧痛ポイントをトリガーポイントと言います(詳しくはトリガーポイント針治療を参照ください)。
この様に腰から脚に及ぶ痛みが有れば医療機関で診察すれば、腰からくる坐骨神経痛または脊柱管狭窄症等々と診断され神経の絞扼障害(神経が締め付けられる)が原因とされることが殆どです。
しかし、このYさんの症状は神経障害ではありません。この様に顕著な圧痛点の存在や押すことによる痛みの再現性があるものは筋肉・筋膜の異常が原因なのです。この筋肉・筋膜の異常による痛みやシビレを筋筋膜性疼痛症候群(きんきんまくせいとうつうしょうこうぐん)と言います。
筋筋膜性疼痛症候群は筋原線維の過緊張や筋膜繊維の伸縮性の低下により硬結(トリガーポイント)が発生し痛みを発症させます。そして、その痛みは離れた箇所にも痛みを誘発させ、それを関連痛と言います。またシコリ自体も筋膜の繋がり(筋膜連鎖)により他の場所にも硬結(随伴性トリガー)を発生させ痛みを広げます。
Yさんの針灸施術はまず図1の赤色の✖印の硬結が痛みの原発ポイント(主要トリガーポイント)になります。その他の硬結ポイントは時間の経過とともに発生した付随的なものです。
簡単に考えれば原発ポイントを中心として発生した硬結を狙い撃ちすれば、それで改善されると思われるでしょうが実際は、そう簡単にはいかないのです。
痛みが初期の段階であれば硬結を標的にするだけで改善されることも多いのですが、痛みが三か月以上経過した症状や痛みが広がったものには他の処置が必要になることが多いのです。
硬結が発生する多くの原因は筋肉の持続的緊張・損傷それに伴う筋膜繊維の伸張性の低下・水分質の低下などが要因となります。ですから筋肉の緊張や筋膜の異常が先にあり、その後二次的に硬結が発生するということです。
ですから硬結だけを狙い撃ちしても筋肉や筋膜の全体的な緊張や伸張性の低下があれば痛みは改善されにくく、改善されても再発することがあるのです。根本的に改善するには硬結の処置と伴に筋肉・筋膜の全体をを考慮した施術をし、硬結ができない環境にするのが根本改善のカギとなります。
医療機関に行けば画像検査を受け骨の変形や椎間板などの変性を指摘し、それが神経を圧迫し腰痛やシビレの原因とされます。
しかし実際の腰痛の原因は筋肉や筋膜などの軟部組織や結合組織が原因であることの方が多い(殆ど)のです。それにも関わらずなぜ、医療機関ではその様な診断にならないのでしょうか?
それは筋肉や筋膜などの軟部組織や結合組織が腰痛を引き起こしいているという考え自体が希薄だからです。
特に最近の医療機関では画像所見で異常を確認できることだけを原因とし、画像には写らない硬結などは原因として捉えることは殆どなく、また患部を触ってみる(触診)ことすら殆どしません。
ここではYさんの腰痛と脚の痛みのケースを説明しましたが、Yさんの様な硬結や筋肉・筋膜が原因であることは決して稀な症状ではないのです。上述したように患部を触ってみれば分かることが大部分を占めているのです。
皆様の中にも医療機関で
・骨と骨の間が狭い
・腰骨が曲がっている、変形している
・骨にトゲ(骨棘)ができている
・加齢現象
この様な診断を受けている方が多いと思います。そして変形している腰骨のレントゲンを見て「こんなに変形しているなら手術をするしかないのか」「もう治らないのではないか」とレントゲン画像のことが頭から離れない状態に陥ります。
しかし、変形の殆どは痛みの原因ではなく、上述したWHOや菊池氏が言われるように、変形は誰にでも起きる単なる加齢現象で痛みの原因では無く、また加齢は病気ではなく単なる生理現象であり痛みの原因ではないという事です。
Yさんの場合も画像所見だけで判断していたならば手術を選択するしか無かったのではないでしょうか。仮にYさんが手術を選択していたら、予後は恐らく、痛みは改善しないか、すぐに再発していたのではないかと思います。
なぜなら原因は骨の変形が原因ではなかったからです。ここで紹介した軟部組織や結合組織からくるこの様なケースは特別な例ではなく、最も多いケースなのです。
すべての人がYさんのように改善するわけてはありませんが、もし貴方が腰痛で悩まされ、医療機関などで加齢現象だから治らない、骨や関節の変形や変性が原因であるので手術しなければ改善されない言われているのならば、一度、違った角度で原因を見直すことをお勧めします。
※画像診断自体を否定するものではありません。画像検査は除外診断(悪性腫瘍・感染症・骨折・リウマチなどの炎症性疾患等)として重要な検査法です。
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